A review of Miyata et al. Metalanguages for Dissecting Translation Processes: Theoretical Development and Practical Applications (Routledge) was published at Babel, one of the core journals in translation studies and the official journal of the International Federation for Translators.
BabelにMiyata et al: Metalanguages for Dissecting Translation Processes (Routledge)の書評が掲載されました
国際翻訳者連盟(International Federation of Translators)の機関誌であり翻訳研究の中核誌の一つであるBabelに科研前半の成果をまとめた編著書Metalanguages for Dissecting Translation Processes: Theoretical Development and Practical Applications (Routledge)の書評が掲載されました。
講演会 日中通訳・翻訳人材の養成と通訳・翻訳研究
講師:馬小兵 北京大学教授
日時:2024年1月19日(金)10:30-12:00
形式:ハイブリッド(要事前登録・オンライン先着100名・現地先着30名)
場所:東京大学大学院教育学研究科(本郷地区)赤門総合研究棟A200番教室
内容:北京大学を例に中国における日本語翻訳修士課程の創設と十年来の発展、中国における日中翻訳研究の最近の動向
使用言語:日本語
参加費:無料
主催:科学研究費基盤(S) 19H05660
翻訳規範とコンピテンスの可操作化を通した翻訳プロセス・モデルと統合環境の構築(代表:影浦峡)
参加登録方法:
オンライン・現地問わず、ご参加をご希望の方は下記URLからご登録ください。
https://forms.gle/kYG7VBcQwYtzkCiD6
お申込確認後、こちらから連絡させていただきます。
*事後のアーカイブ配信は予定しておりません。
*対面でご参加の方々は、感染対策として、事前の発熱等チェック及びマスクの着用、入り口での手指消毒をお願いします。
*講演中の録音や録画、写真撮影はご遠慮願います。
馬小兵先生の略歴:
1985年北京大学日本語学部卒業(文学士)、1988年(同文学修士)、2002年筑波大学で博士号(言語学)取得。北京大学講師、准教授を経て、現在北京大学教授(日本語学、日中翻訳)、大学院担当。
主な著書に、《日语复合格助词和汉语介词的比较研究》(北京大学出版社2002)、《日语复合格助词与语法研究》(深圳报业出版集团2011)、《日语复合格助词研究》(北京大学出版社
2020)などがある。最近の論文に、「複合格助詞研究と同時通訳における予測研究-手段、理由を表す複合格助詞を中心に-」(『日本言語文化』第56辑韓国日本言語文化学会 2021)、“北京大学日汉翻译硕士培养模式的思考与实践”(《北京大学教育评论》增刊2021)、“校企联合培养翻译硕士研究生的模式与运行机制”(《学位与研究生教育》第8期2023)などがある。
オンライン講演会 NMT/ChatGPTが社会で広まる時代の翻訳
講師:高橋さきの氏 翻訳者
翻訳フォーラム共同主宰 日本科学史学会会員 科学技術社会論学会会員 お茶の水女子大学非常勤講師
日時:2023年7月31日15:00-17:00
場所:オンライン開催(要事前登録・定員100名。末尾「参加登録方法」をご参照ください)
プログラム:
15:00-15:40 高橋さきの氏ご公演
15:40-17:00 高橋氏に聞いてみよう!
ニューラル機械翻訳(NMT)の登場以降、機械翻訳(MT)や人工知能(AI)と翻訳の関係について様々なことが論じられています。しかしながら、そうした議論の中には、翻訳という行為、その社会における位置づけ等についての理解が曖昧なままなされるものも見受けられます。この状況の背後には、そもそもMTやAIと翻訳の関係を議論する際にどのようなことを考慮しなくてはならないかが共有されていないという問題があります。
このような状況を踏まえ、本講演会では、実務翻訳の先端を走りながら、翻訳フォーラムの活動や『アカデミック・フレーズバンク』の翻訳等を通じて翻訳の社会的意義を理論・実践の双方から発信し続けている高橋さきの氏に、NMTやChatGPTなどの利用が広まっている現状を踏まえつつ、翻訳と翻訳をめぐる様々な問題について語っていただきます。質疑にも十分な時間を割く予定です。
翻訳者・翻訳研究者・MT研究者だけでなく、実務や教育でNMTやChatGPT等の活用をお考えの方、付加価値としての翻訳を戦略的に位置づけたい経営者の方、「生成系AI」等との関係でコンテンツの権利を整理したいクリエイターの方、これから翻訳者を目指す方も、ぜひご参加ください。
講師紹介
長年にわたり特許翻訳・学術翻訳に従事しながら、翻訳の社会的啓蒙、翻訳者向け専門フォーラムの開催、特に最近では機械翻訳技術と翻訳の関係について幅広い視野から積極的な発言を行っている。科学史科学論・ジェンダー論の著作多数。
主な訳書に『アカデミック・フレーズバンク–そのまま使える! 構文200・文例1900』(John Morley, The Academic Phrasebank: An Academic Writing Resource for Students and Researchers. 講談社, 2022年)、『猿と女とサイボーグ–自然の再発明』(Donna J. Haraway, Simians, Cyborgs, and Women: The Reinvention of Nature. 青土社, 2000年・新装版2017年)が、翻訳に関する共著書として『できる翻訳者になるためにプロフェッショナル4人が本気で教える翻訳のレッスン』(講談社, 2016年)、『プロが教える技術翻訳のスキル』(講談社, 2013年)などがある。
主催:科学研究費基盤 (S) 19H05660
翻訳規範とコンピテンスの可操作化を通した翻訳プロセス・モデルと統合環境の構築(代表:影浦峡)
参加登録方法
ご参加をご希望の方は下記のGoogle formsからご登録ください。
https://forms.gle/Y7ZEyA1QXZQibqhi6
お申込み確認後、zoomのURLをお送りいたします。
翻訳講演会 2023年5月25日
【テーマ】生成AI登場後の翻訳・通訳と翻訳・通訳教育
【講師】Pan Jun先生
・Hong Kong Baptist University准教授、香港翻訳学会会長
・Pan先生のプロファイル:https://scholars.hkbu.edu.hk/en/persons/JANICEPAN
【日時】2023年5月25日(木)13:30-15:00(質疑応答含む)
【場所】東京大学本郷キャンパス教育学部棟第一会議室
【参加費】無料
【対象者】通訳翻訳分野の研究者、実務家、教員、学生
【定員】対面先着15名、オンライン定員なし
【使用言語】英語
【その他】
・Pan先生による講演は、元々、昨年11/22に開催予定でしたが、先生のご都合でキャンセルとなり、今回の日程となりました。その際に申込を頂いた方々には、大変ご迷惑をおかけしました。
・対面でご参加の方々は、感染対策として、事前の発熱等チェック及びマスクの着用、入り口での手指消毒をお願いします。
・オンライン参加の方には、お申込み後、講演会URLを個別にご案内します。
・事後のアーカイブ配信は予定しておりません。
・講演中の録音や録画、写真撮影はご遠慮願います。
ハイブリッド講演会(2022年11月22日)
【テーマ】What can learner corpora teach us? Insights obtained from translation
and interpreting trainees in Hong Kong
【講師】Pan Jun先生
・Hong Kong Baptist University准教授、香港翻訳学会会長
・Pan先生のプロファイル:https://scholars.hkbu.edu.hk/en/persons/JANICEPAN
【日時】2022年11月22日(火)10:30-12:00(質疑応答含む)
【場所】東京大学本郷キャンパス教育学部棟158室
【参加費】無料
【対象者】通訳翻訳分野の研究者、実務家、教員、学生
【定員】対面先着10名、オンライン定員なし
【使用言語】英語
【その他】
・講演会URLは申込み後にご案内します。
・事後のアーカイブ配信は予定しておりません。
・講演中の録音や録画、写真撮影はご遠慮願います。
2022年11月21日補記:本講演会はPan先生のご事情によりキャンセルとなりました。直前の通知で申し訳ありません。
宮田玲さんテレコム学際研究賞受賞
Rei Miyata (2020) Controlled Document Authoring in a Machine Translation Ageが電気通信普及財団賞〜テレコム学際研究賞〜を受賞しました。
Metalanguages for Dissecting Translation Processes: Theoretical Development and Practical Applications.
Rei Miyata, Masaru Yamada and Kyo Kageura (eds.) (2022) Metalanguages for Dissecting Translation Processes: Theoretical Development and Practical Applications. London: Routledge. 本科研前半の一つの核である、実務翻訳プロセスを記述するメタ言語体系についてまとめた編著書です。文理にまたがる本科研のうち、どちらかというと「文系」的内容はアウトリーチのために国際会議や論文ではなく図書としてまとめることも重要との認識に基づいています。
言語処理学会第28回年次大会(NLP2022)テーマセッション
テーマセッション「言語処理テクノロジーと翻訳:翻訳の要請から技術へ,技術から翻訳応用へ」が採択されました。ご発表・ご参加をお待ちしております。
日刊工業新聞 2021年11月9日
「NICT先端研究/情通機構(200)機械翻訳 参照すべき情報の分析」が掲載されました。本科研の研究も一部関わっています。